

2,191日間、晴れの日も雨の日もいつも一緒にいてくれた思い出いっぱいのランドセルと卒業…思い出をいっぱいに詰めたランドセルは、世界の子どもたちの笑顔のために旅立ちます。
「ランドセルプロジェクト」は、使い終わったランドセルをゲストの皆さまからお預かりし、公益財団法人ジョイセフさまを通じて、学校に通えない海外の子どもたちに贈る取り組みです。
現状、アフガニスタンでは女の子の約2人に1人しか小学校に通えておらず、若い女性のおよそ6割が読み書きが出来ないと言われています。
ベルナティオでは一人でも多くの子どもたちが学校に通えるきっかけになればと、2019年からこの取り組みをスタートし、これまでに累計767個のランドセルを寄付いたしました。
思い出をいっぱいに詰めたランドセルが、世界の子どもたちの笑顔のために旅立ちます。
■受付期間:2025年3月1日(土)~4月5日(土)
■お預け方法:ホテルへ直接のお持ち込みのみ(フロントへお預けください)
■豚革製のランドセルは宗教上の理由によりお預かり出来かねます。
■ランドセルのお預かり時に、ランドセル1個につき海外輸送費として2,500円(非課税)をジョイセフにご寄付いただくことになっていますが、 当館ではゲストの皆さまとジョイセフさまとの懸け橋になればと所定の個数に達するまで海外輸送費を負担しております。
ジョイセフは、女性のいのちと健康を守るために1968年から活動している日本生まれの国際協力NGOです。
事業活動の一つとして「思い出のランドセルギフト」活動を行っています。
それは、役割を終えたランドセルをアフガニスタンのお子さんたちに贈る活動で、その数は、2004年から始まり累計およそ30万個に上ります。
ご宿泊の際に、ホテルへランドセルを直接お持ち込み
ホテルで検品し、ジョイセフの倉庫へ送ります
全国から集まったランドセルをボランティアの手で検品・梱包
横浜港から出発→船から陸路の旅へ
船を降りたランドセルは今度は陸路で1~2週間かけて各地域へ運ばれます。
車が入ることができない険しい道は人の手で運ぶため、現地にランドセルが届くまで日本を出発してから約2か月かかります。
ランドセルを届けるためにアフガニスタンで活動をするスタッフが、現地の教育局やリーダーと相談し、どこの地区・学校に配付するかの計画を立てます。
子どもたちの手にランドセルが到着!
学校で先生が使い方を説明した上で一人ひとりにプレゼントされます。
ランドセルを手にした子どもたちは大喜び。「将来は助産師になりたい」など夢が膨らみます。
■子どもたちが学校へ行くきっかけに
アフガニスタンでは青空教室がほとんどで、建物の壁のわきにゴザを敷いて勉強している地域が多く、買い物袋や手持ちで教科書を携え通学する子どもたちが多いことから、子どもたちが何をしているのかが分かりづらく、地域の中で学校が目に見える形になっていません。
ランドセルを背負って歩く子どもを村で見かけることで、勉強をしに行くということが目に見えてわかり、学校の存在が分かるようになることで、地域全体の教育意識が高まります。
■健康で活発な地域社会へ
ランドセルが子どもたちにプレゼントされる際には、学校の先生や地域の代表の方からランドセルの使い方を丁寧に説明した上で渡されます。その際、ランドセルの中には保健衛生の簡単な知識が掲載されたカレンダーが入れられ、お母さんの手に渡ります。
女性の外出の制限がされている地域のお母さんへ健康に関する情報を届けることができ、健康で活発な地域社会づくりの一歩となります。
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当館では、2019年からこの取り組みをスタートし、
これまでに累計767個のランドセルを海外に発送いたしました。
2024年には過去最高の230個をお預かりし、さらに活動の場が広がっております。
本館ロビーでは、学校の門柱をイメージしたフォトスポットを設置しております。ランドセルを預ける前に最後の思い出を作りませんか?
プロジェクトをより多くの方に知っていただくために、パティシエがひとつひとつ手作りした可愛らしいランドセルケーキを販売しました。
ベルナティオオリジナル鉛筆は、森を守る為に木の伐採を することで生じる間伐材を材料に福島県いわき市にある「磐城高箸」さまによって作られた「ヒノキ」の鉛筆です。当館ではこの特別な鉛筆をランドセルをご寄付いただいた方へ プレゼントしています。
また、同時にジョイセフさまを通じてランドセルと同じ本数の鉛筆を海外へお送りしています。
「A wish comes true.( 願いは叶う)」と 刻まれたお揃いの鉛筆を日本と アフガニスタン双方の子どもたちが持つ ことで願いをつなぐ架け橋になれば 良いなと考えています。
同じく新潟でも活動の輪が広がっております。
「MARUYAMA GROUP」さまでは、2024年から活動をスタートしました。
( MARUYAMA GROUPさま公式サイトへ)
昨年は初年度でなんと169個のランドセルのご支援が集まったとのことです。
当館では、業種や地域を問わず、「思い出のランドセルギフト」へ賛同する企業や学校、地域の団体が1つでも多く増えればという思いで活動しております。
皆さまの温かなご支援をお待ち申し上げております。