チームビルディングとは

チームビルディングとは、簡単にいうと、「チーム=組織」を「ビルディング=作る」です。つまり、企業などにおいて、組織やチーム、グループ、(場合によっては同一の課題や目的に取り組むメンバー)の能力を高めるために、より効果的なチームを編成すること、また、個々メンバー同士の関係性づくりや「チーム・組織」の目標、課題を共有しいかにしてその力を最大限に発揮するかを、様々な手法をつかって理解していくことをいいます。

チーム編成という意味でのチームビルディングは、チームにはどういうメンバーが必要かについて理論的に理解することもそうですし、実際の課題、目的(会社、会議、プロジェクト、業務など)を共有し、現在のメンバーがどのような役割を担っていくかを考え解決できるようにすることもチームビルディングです。

チームのメンバー同士を理解し、尊重しあうこと、またどのようにしてよりスムーズに意思疎通を行うか、メンバーのモチベーション(やる気)をあげるにはどうするのか、それから、もちろんその中では、どのようにリーダーシップが必要となるか、など、理論を学ぶ座学ベース研修や、フィールドプレーなどによるリクリエーションタイプの研修で学んでいくものもあります。

チームビルディングの必要性

研修やプログラムを通じて、具体的に(実際の)職場の問題解決や、組織のベースとなる知識・能力を高め、組織・チームの生産性を向上させること、そしてそのための人材育成を行っていくことが「チームビルディング」研修です。

一般的に企業におけるビジネス活動はほぼすべて組織・チームとして行われるわけですから、その組織やチームが、いかに効率よく成果を上げられるかが、イコール(=)、組織・企業としての業績につながるといえます。
人材育成は勿論そのために必要ですが、優秀な人材がいればいいかというとそうではありません。
野球やサッカーなどで考えても、個々のメンバーの基礎体力や能力が高いことには越したことはありません、打順やポジションなどによってその役割は違ってきますし、チームメンバーをまとめたり、戦術の理解や目的の共有などもチームに勝つため、強くなるためには必要です。

企業の活動においても同じことがいえ、むしろその関係性や目的、課題の多様性などを考えれば、チームビルディングによって組織の目的や現状の問題の共有、メンバー相互理解、モチベーションや問題解決力などを高めることができれば、その成果(=業績など)は非常に大きくなります。

プログラムのタイプ

チームビルディングの要素は多岐にわたるため、研修やプログラムの内容も幅広くあります。

座学ベースの研修では、新入社員研修や管理者向け、経営者向けの研修といった職責によって必要となるチームの役割を学ぶものもあります。

また、リーダーシップについてメンバー相互のコミュニケーションをスムーズにするファシリテ―ションについてなど、チームで活動するうえで必要となる要素を学んでいくプログラムなどもあります。

さらに、ゲームやスポーツなどイベントなどフィールドプレーによるリクリエーションタイプの研修もあります。

理論を学ぶものや実際の企業の課題に落とし込んで解決を目指すタイプのものや、メンタル面に着眼したものなど、また数日間の集中タイプやセミナー(単発、定期)タイプなど様々なプログラムが提供されています。

レクリエーション&コミュニケーションによる効果

  • 1目標達成のためのチームワークの大切さを再認識できる。
  • 2仲間との有効な情報共有の方法を考えるようになる。
  • 3問題解決のための視点が変わり、改善を積極的に行うようになる。
  • 4無駄のない生産性の高い行動を取れるようになる。